トリミングサロンで担当のお客様から、こんな質問をされましたっ!
このお客様が疑問に思っているということは、他にも同じ疑問を抱えている方がいるはずっ!
ということで、今回は「犬の爪は人間用の爪切りで切れるかのっ!?」という謎に、迫ってみたいと思います!
犬の爪も「人間用の爪切り」で切ることはできる【結論】
結論から言うと人間用の爪切りでも子犬や小型犬など、爪が細い犬の爪なら切れます!
(謎なんて少しもなかったね・・・。)
管理人も一度だけ人間用の爪切りで子犬の爪を切ったことがあります。
ただし、切った感想としては「仕事では使いたくないなぁ」でした。
あとお客様にはあまりおススメはできないですね。
「人間用の爪切り」で犬の爪を切りたくない理由
私が「人間用の爪切りを犬に使いたくないっ!」と思った理由がこちら!
- 犬の爪が太くてはさめない
- 人間用の爪切りの構造の問題
→少し危ない
人間用の爪切りが問題なく使えたら、犬用の爪切りなんて販売しませんもんね!
特に私は「爪切りの構造」が気になりました。
人間用の爪切りでは犬の爪が太くてはさめない
左が人間用の爪切り、右が犬用の爪切りですが、爪を切る部分の形状が違いますよね!
それぞれの爪の形に合わせて、人間用は平べったい作り、犬用は丸い作りになっています。
犬の爪は丸い形状をしていますので、人間用では入らない子が多いですね。
子犬でも爪が太い子は無理じゃないかな。
人間用の爪切りの構造の問題
犬の爪を切るときは、爪に対して斜めに爪切りを入れます。
ですので、斜めに入れても切断面が平らになるように作られています。
イメージでいうと、円を書きながら角を落としていって、徐々に短くしていく感じです。
対して人間用は爪に対して平行に入れて、切断面が平らになるように作られているようです。
ですので、斜めに入れると切断面が少しえぐれた感じになり、徐々に角を落とすのは難しいんですよ。
犬の爪は血管が通っているので、角から徐々に切っていかないと出血の可能性があるから危ないんですよね。
ミリ単位のえぐれでも、出血につながる可能性があるので危険です。
あと、人間用の爪切りは両隅が尖っているんです!
そこで肉球を切ってしまいそうで怖いんですよね。
暴れる子とかは特に危ないんじゃないかな。
トリマーにとっては怪我が一番怖いですからねっ!
犬の爪は「人間用の爪切り」で切れるのか?~まとめ~
管理人の考えをまとめると、「人間用の爪切りでも犬の爪を切ることはできる!」ということになりますね!
ただし、仕事で犬に対して使いたいとは思いませんし、使うこともないでしょう。
私の場合は犬用で何年もやってきてるので、「やりにくだけ」かもしれませんが、やっぱり犬に怪我をさせるのが怖いっ!
人間用では爪切りで肉球を切ってしまいそうで本当に怖い!
やはり犬専用の爪切りは色々と考えられて作られてます。
そちらを使うことをお勧めします!