犬のノミの予防の仕方｜トリマーが効果的だと判断する方法

今回は犬のノミの予防の仕方を説明します。

トリミングサロンにとってノミは天敵。

ノミがいる犬は受けれないので、トリミング中に見つかれば途中でお返しすることになるし、事前に見つかってもキャンセルで予約に穴が空きます。

飼主さんにとっても、トリミングサロンにとっては損害以外の何物でもありません。

ということで今回はそんな憎いノミの予防に効果的な方法を説明します。

犬のノミの予防の仕方｜効果が高い方法

犬のノミの予防として効果が高いのが次の４つ！

マック

順番に説明します。

犬のノミは予防薬で防ぐ

犬にノミが付くのを防ぐ一番効果的な方法は予防薬をつけること。

ノミが増える3月～10月の間は絶対に効果を切らせないようにしたいですね。

ほとんどの予防薬が１ヶ月は持ちますので、毎月のケアを忘れないようにしましょう！

管理人

これを正しく守るのが一番の予防方法です。

予防薬に勝る物はありません。

犬も人間もノミがいそうな場所には近づかない

ノミを予防したいなら、犬も人間もノミがいる場所に近づかないのが無難です。

そして、お客さんがノミをもらってくる確立が高いのがこちら！

草むらや野良猫はノミの定番ですね。

お家で猫を飼われていて、外に出されている方も注意です。

外に自由に出れる猫ちゃんは、室内飼いの犬とは比べ物にならないくらいノミが寄生している可能性が高いので。

飼主さんが意外と気を抜いてしまうのが、散歩中に会う犬や、ホームセンターの共有カートではないでしょうか？

ノミ予防を全くしていない飼い主さんもいますので、知らない犬と遊ぶ場合は注意してくださいね。

また、不特定多数の犬が使う共有カートはとても不衛生です。

犬が使うたびに掃除しているわけではないので、利用はおすすめしません！

前に使った犬がノミだらけの可能性もありますよ！

マック

共有カートが原因で来店する犬にやたらノミがついていたことがありました。

本当に危険なのでおすすめしません。

犬の生活スペースや道具は清潔にしてノミを予防する

ノミの予防には犬の生活スペースを清潔に保つことも重要です。

ノミはホコリや湿った場所を好みますので、ノミが繁殖しにくい環境を作っておきたいですね！

管理人

特に外に持ち出すことが多いキャリーバッグはこまめに掃除しましょう！

毎日の犬のお手入れもノミ予防に効果的

毎日の犬のお手入れもノミ予防には効果的です。

ブラッシングを毎日行うことで、ノミの寄生に気がつく可能性が高くなります。

動き回るノミを見つけるのは難しいですが、皮膚の様子やノミフン（黒いテンテン）から判断することもできるので、お手入れは毎日行いましょう！

犬のノミの予防の仕方｜効果にムラがあるもの

せっかく予防しているのに、犬にノミがついてしまう子がいます。

その子達がノミ予防に使っている物には、共通点があったので紹介しますね。

これらは効果が薄い傾向にあるので、信用しすぎない方がいいかもしれません。

犬のノミ取り首輪は予防にならない

ホームセンターやペットショップで売っている犬のノミ取り首輪は微妙です。

お値段も手軽なので使っている子は多いのですが、これだけだとあまり予防にならないみたい。

買ったばかりのノミ取り首輪を付けているのに、ノミが大量についている子もいましたので、全身をカバーするのは無理みたいですね。

犬のノミ取りスプレーは予防にならない

犬のノミ取りスプレーもホームセンターやペットショップで売っていますが効果が薄いようですね。

試しに買ってノミに吹きかけてみたことがありますがピンピンしてました。

これも予防としては頼りないので、気休め程度に使った方がよさそうです。

犬のノミの予防の仕方　～まとめ～

犬のノミの予防の仕方をまとめると次の通り。

『犬のノミの取り方』でも触れた通り、犬にノミがつくと飼い主は本当に大変です。

ノミ対策は予防が一番効果的で、飼い主さんの負担も少ないので、ここだけは頑張りたいですね。

なお『室内飼いの犬でもノミの予防は必要？』で説明した通り、室内で飼っている犬でも予防は必須です。

忘れないようにして下さいね。