何かと問題視される犬の散歩のマナーの悪さ!
この犬の散歩のマナーの悪さを指摘する声は、犬を飼っていない方の意見だとおもっていませんか?
実はそれは間違いです。
もちろん、犬を飼っていない方からすると余計にマナーの悪さが目立つことでしょう。
でも、犬の散歩時のマナーの悪さは、同じ犬の飼い主さんからの苦情も多いんですよ!
うちのお店の常連さんからも
- あそこの公園に集まっている人はマナーが悪いから嫌い!
- あの地域の人は犬の散歩のマナーが悪すぎる!
などの話をよく聞きます。
そこで今回は同じ飼い主から見た『犬の散歩のマナーが悪い飼い主』の特徴をご紹介します。
この特徴はトリマーの管理人がお店でよく聞く話を元にまとめた情報です。
結論からいうと以下の2点が考えられない人が嫌われる傾向がありますね。
- 人間がその行動をしたらおかしくはないか?
- 犬を連れていなくてもその行動ができるか?
犬の散歩といっても人間社会での話ですからね。
人間社会のルールからはみ出している飼い主さんは、マナーが悪いと判断されています。
犬の散歩マナーが悪い人は『距離感がおかしい』
犬の飼い主さんに嫌われる散歩マナーの悪い人の特徴として『距離感がおかしい』という話をよく聞きます。
犬の散歩に行く飼い主さんの目的は次のようなものでしょう。
犬の散歩の目的
- 愛犬の気分転換の為
- 愛犬の健康の為
- 愛犬との時間を楽しむ為
- 飼い主さんの気分転換の為
ただし、中には『距離感がおかしい』飼い主さんもいて、この愛犬との素敵な散歩の時間をぶち壊してくるんですよね。
その様なマナーが悪い犬の飼い主さんは嫌われていることが多いです。
『犬の散歩している人は全員友達!』の飼い主さんはマナーが悪い
犬の飼い主さんの中には
犬の散歩している人は全員友達!
と勘違いをされている飼い主さんがいらっしゃいます。
このような飼い主さんは犬の散歩をしている人に
- 知り合いでもないのにいきなり近寄って来る
- 赤の他人なのにだれかれ構わず話しかける
などの行動をしてしまうので、マナーが悪いと認定されています。
殆どの飼い主さんは愛犬との散歩の時間を楽しみたいだけで、話し相手など求めていません。
また、中には人間が苦手で生活のパートナーに犬を選んでいる飼い主さんもいます。
そして、女性の飼い主さんの中には『化粧をしていないから誰にも近寄られたくないのに・・・』となる方もいるようです。
そのような飼い主さんからすると迷惑以外の何物でもないですよね。
犬を連れていない時でも、いきなり知らない人に近づいたり、話しかけるタイプの方なら私からは何も言えません。
ただ、犬を連れている時だけそのような行動をしてしまう場合は、単に犬がいることで許される気がすると勘違いしているだけなので止めた方がいいでしょう。
どうしても友達になりたいのであれば、犬を連れていない時と同じように、丁寧に挨拶をしてから、相手の反応をみて人間関係をゆくりと築いていってください。
相手との距離感を間違えてしまうと、マナーの悪い飼い主と嫌われてしまいます。
犬の散歩中に無言で近寄って来る飼い主はマナーが悪い
少数ですが存在するのが、
いつのまにか無言で背後にいる飼い主(犬)
これは本当にビックリするし、何を考えているのかわかりませんよね。
犬の散歩のマナーが悪いというよりは、人間としておかしい気もしますが・・・。
犬の散歩中に知らない男性の飼い主(犬)がいつの間にか背後にいて、とても怖い思いをされた女性の飼い主さんもいます。
犬の散歩をしていれば無言で人に近づいてもよいわけではありません。
どうしても人に近寄りたい場合は、まず丁寧に挨拶をして、相手の許可を得てから近寄りましょう。
犬の散歩マナーが悪い人は『配慮が足りない』
もう一つの犬の散歩のマナーの悪い人の特徴は『配慮が足りない』です。
これも同じ犬の飼い主さんに嫌われる大きな特徴です。
それではどのような点に配慮が必要で、どのような場合にマナーが悪いと判断されるかをご紹介しましょう。
マナーが悪い人は散歩中の他の犬への配慮が足りない
初心者や子犬を飼っている飼い主さんに多いのですが、相手の状況を考えずにやたらと犬を近づけてくる人がいます。
ただし、これは犬の散歩においてはマナー違反となり、マナーの悪い人と即認定されてしまいます。
散歩をしている犬の中には以下の様に、犬を近づけること自体が迷惑になる犬もいます。
犬が近寄るのが迷惑な場合
- 犬が好きではない
- 持病があり興奮すると体に悪い
- 老犬なので犬が近寄ること自体が危険
- ノミ・ダニの予防をしていない
犬が好きではない子に犬を近づけるのは論外ですよね。
また、心臓などに持病があり、少しでも興奮すると体に負担がかかり危ない場合もあります。
そして老犬などは若い犬と遊ぶ体力はありませんので、近寄られること自体が迷惑です。
人間でも小さい子供が老人に突撃しようとすれば危ないので周りの人間が止めますよね。
犬も人間も同じなのですが、なぜか犬のことになると相手の状況も把握せずに、犬を近づけてくる飼い主さんがいます。
中には、既に近づいているのに『犬を近づけても大丈夫ですか?』と聞いてくる飼い主さんもいます。
聞かないよりはマシですが、それでは手遅れなので、距離をとった状態で近づいてもよいか確認するようにしましょうね。
最低限のマナーは守って欲しいですね。
犬の散歩にロングリードを使う人はマナーが悪い
最近よくきく犬の散歩のマナーの悪い人の特徴が『伸縮性のロングリード』
いざという時に犬を制御できない長さまでリードを伸ばして犬を散歩させている人がいるそうです。
犬にリードをつけるのはなぜでしょう?
いざという時にリードで犬を押さえつけたり、制御する為ですよね!
しかし、リードを伸ばしまくって他の犬に吠えかかっても制御できなかったり、あげくの果てに他の犬に勝手に近寄らせたりする飼い主さんもいるようです。
これは嫌われて当然ですね。
犬を制御できなければノーリードと同じです。
形式上で言い訳できる程度にリードを付けていても無意味なので、しっかりと飼い主さんが制御してくださいね!
まぁ、基本的に犬は人間の横を歩くべきなので、散歩にはロングリードは必要ないんですけどね・・・。
あれはドッグランなどで使うべき物です。
散歩中の犬や人に迷惑をかけても謝らない人はマナーが悪い
愛犬との散歩中に、いきなり他の犬に吠えられたことはありませんか?
中には自分の犬が人や犬に吠えても謝らない人が結構いるようで、これもマナーが悪い飼い主さんと認定されています。
そしてこのマナーが悪い飼い主さんには以下の2パターンがあるようです。
- 自分の犬に注意はするけど、吠えた相手に謝らない
- 自分の犬に注意もせず、吠えた相手にも謝らない
まぁ、自分の犬に注意をしている場合は『タイミングが難しくて謝れなかったのかな』とも思えますが、もう片方は論外ですよね・・・。
もし愛犬が吠えかかってしまった場合は、相手にちゃんと謝りましょうね。
謝ればほとんどの人は許してくれるので。
犬の散歩マナーが悪い飼い主|犬の飼い主に嫌われる人の特徴 ~まとめ~
今回は犬の散歩のマナーが悪い飼い主さん&飼い主に嫌われる人の特徴をまとめました。
このような話は近所の犬コミュニティなどを通じて、あっというまに話が広がります。
場合によっては周りから総スカンをくらうこともありますので、本当に気を付けてくださいね!
人間も犬もマナーが悪い人が嫌われるのは仕方がないことなのですが・・・。
人間の事として冷静に考えたら判断できることでも、犬の散歩など犬に関することになると判断がおかしくなる方もいます。
犬の散歩といえど人間社会のルールに乗っ取って行う必要があります。
判断に迷ったときは、
- 人間がした場合でもマナーが悪くはないか
- 犬を連れていなくてもその行動ができるか
を基準に考えると判断しやすいと思いますよ!