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犬との生活

愛犬の葬儀と火葬|選び方や服装、準備する物の体験談

愛犬の葬儀と火葬|選び方や服装、準備する物の体験談

https://inuinukaukau.com

2023/2/1 19:40頃 愛犬チワワの小太郎さんが亡くなりました。

16年の間一緒にいたので、とても悲しいです。

ただ飼い主としては、愛犬の死を悲しんでばかりはいられませんでした。

葬儀や火葬など、飼い主として初めての悲しい体験が待っているから・・・。

私も初めての愛犬の葬儀と火葬で、悲しみ中で色々と調べて大変でした。

ペット用の葬儀場を探したり選ぶのは、かなり神経を使いますよね。

なので、この体験が他の飼い主さんの役に少しでも立てばと思い、記録に残すことにしました。

皆様の負担が少しでも減って、安心して愛犬を送りだせますように。

愛犬の葬儀場選びでは斉場と火葬場の違いが重要

亡くなる当日まで元気だった小太郎さん
亡くなる当日まで元気だった小太郎さん

愛犬が亡くなって、まず困ったのは葬儀場選び。

ここで、まず理解しなくてはいけないのが『斉場』と『火葬場』の違いです。

私も愛犬が亡くなって初めて知ったのですが、この2つは別物!

なので、選択を間違うと、思った通りの愛犬の葬儀ができません。

斉場とは

お通夜、告別式などの葬儀を行う施設。

遺体を安置するための霊安室や親族の控室などがある。

犬などのペットの場合、斉場はまだまだ少ない。

火葬場とは

火葬を行う為の施設。

文字通り火葬のみを行う。

ペットの葬儀では、火葬のみを行う場合も多い。

人間のお葬式の場合はお通夜、告別式、火葬がセットとなった流れが一般的なので、違いを区別する必要がなかったのですが・・・。

犬などのペットの場合は、施設が明確に分かれているので、違いを理解していないと、希望通りの葬儀ができません。

愛犬のお通夜や告別式を希望しているのに、火葬場のみを利用すると、イメージと違ってビックリすることに・・・。

いざ葬儀となった時にがっかりしないように、違いを理解しておくのは大事かと思います。

ただ、調べた限りペットの火葬場は沢山ありましたが、葬儀、お通夜、告別式などもやってくれる、斉場となる施設はかなり少なかったです。

出張で供養してくれたり、お通夜セットを届けてくれるペット葬儀社さんもあるようですが、家で飼い主さん自身が行うパターンが多いようで、現状では『ペットの葬儀=火葬のみ』が多いようですね。

私は火葬場を利用したのですが、火葬場でやっていただけたのは、次の様なことでした。

愛犬の火葬場でしたこと

  • 火葬前の簡単なお別れ(5分程度)
  • 愛犬の火葬(約40分)
  • 火葬後の愛犬のお骨拾い
  • 愛犬の遺骨の持ち帰り

火葬場なので、お経を読んで貰うなどはありません。

ただ、私は火葬場として利用し、愛犬の遺骨が無事に持ち帰れればよかったので、対応に全く不満はありませんでした。

家で前日に、お通夜的なことは行っていましたので。

愛犬の葬儀と火葬場選びで注意したこと

我が家に来た日のチワワの小太郎さん
我が家に来た日のチワワの小太郎さん

私が愛犬の葬儀と火葬場選びで注意したことが、次の5点。

葬儀、火葬場選びで注意した点

  • 火葬車はNG
  • 葬儀、火葬の料金が明記されているか?
  • 葬儀場、火葬場までの送迎があるか?
  • 火葬に立ち合いできるか?
  • 個別火葬はできるか?

理由も説明しますね。

愛犬の葬儀で火葬車はおすすめしない

愛犬の葬儀で火葬車はおすすめしません。

一時期ニュースにもなっていたのですが、ペットの葬儀社の中には悪徳業者さんもいるからです。

管理人

私が働いてるトリミングサロンにも、注意喚起で情報が回ってきました。

ニュース事例としては次のようなもの。

酷いペット葬儀社の例

  1. 火葬を始めた途端に、別途高額な料金を要求される。
  2. 追加料金の支払いを拒否すると『生焼けで返す!』『遺体を返さない!』などの脅しが始まる。

参考サイト

実際の新聞の記事をこのサイトで掲載してくれてます。

ぜひ一度ご覧ください。

参考記事

花園ペット祭典による動物遺体遺棄事件について

火葬車は相手の身元も不明ですし、相手が逃げやすいのでトラブルも多いです。

葬儀社に愛犬の遺骨持ち逃げされなければいくらでも戦えますが、車で逃げられると戦うことすらできません。

ですので、私は身元がハッキリとしていて、逃げることができない、ペット霊園での火葬を選択しました。

愛犬の葬儀と火葬の料金が明記されているか

愛犬の葬儀場や火葬場選びでは、料金が明確かどうかも注意したいです。

トリマーが言うのもなんですが、残念ながらペット業界というのはかなりの無法地帯です。

そして、動物の火葬業にも基本的に法規制がないので、こちらも似たようなもの・・・。

火葬車での悪徳業者が出てしまうようなレベルですので、料金に関しては事前にしっかり確認して、相手の言質もとっておきたいです。

最低限として、以下の点は確認するようにしました。

葬儀・火葬料金で確認したこと

  • 愛犬の火葬にかかる費用
  • お骨壷、お骨袋の料金
  • 送迎の費用
  • 別途料金がかかる場合があるのか
管理人

斉場と火葬場では料金もまったく違いました。

当たり前ですが、斉場の方が料金形態が複雑でしたので、確認がとても大事だと思いますよ!

愛犬を葬儀場、火葬場まで送迎してくれるか

車がない場合は愛犬を葬儀場、火葬場まで送迎してくれるかも、大事なポイントです。

『送迎がなければ、いつものキャリーバッグで行けばいいかな。』と思っていたのですが、愛犬の亡骸はいつものキャリーバッグには入りませんでした。

また、寝かせ方を変えると、すぐに変な跡がついてしまうので・・・。

綺麗な形でお別れするには、広々とスペースをとって運べる、車が必要でした。

送迎車までバスタオルなどにくるんで運べば、車の中ではペット葬儀社の方が簡単な棺を用意してくれていたので、とても綺麗な状態で愛犬を火葬場まで運ぶことができました。

愛犬の葬儀・火葬に立ち合いできるか

愛犬の葬儀・火葬に立ち合えるかも大事なポイント。

なんども言うようですが、ペット業界は無法地帯・・・。

紹介した記事にもあるように、悲しいですが、中にはペットを雑に扱う業者さんもいます。

なので、立ち合いの元で葬儀、火葬を行ってくれる方が安心です。

愛犬の葬儀は個別火葬か

愛犬の葬儀では火葬の形態も独特でした。

他のわんちゃんと合同で火葬する『合同火葬』という物もあるんですよね。

で、調べた限り合同火葬では遺骨を拾うことができないので、持ち帰ることができませんでした。

私は愛犬の遺骨を持ち帰りたかったですし、やっぱり個別に送り出してあげたかったので、個別火葬を選びました。

HPに個別や合同の記載がない火葬場もありましたので、念の為、個別火葬をしてもらえるのかは確認した方がよいかと!

愛犬の葬儀と火葬までの日数

私の場合、愛犬の葬儀と火葬までの日数は約1日半くらいでした。

2023/2/1 19:40頃小太郎さんが亡くなる
2023/2/3 10:00火葬

ペット葬儀の方に、愛犬の遺体はすぐに傷まないので、2~3日は家でお別れする時間はあると言われました。

後半で詳しく書きますが、あまりに早く火葬してしまうと後悔するかもしれません。

できるだけ、ゆっくりと考えた方がよいと思います。

愛犬の葬儀と火葬で準備した物

愛犬の葬儀と火葬で、棺に入れられると言われたのは以下のような物です。

一緒に火葬できた物

  • フード
  • オヤツ
  • 手紙

こちらはペット葬儀社さんによって対応が違うと思いますので、直接確認することをおすすめします。

愛犬の葬儀と火葬時の服装

愛犬の葬儀と火葬時の服装ですが、私が調べたペット霊園や火葬場では、どこも服装は普段着で大丈夫と言われました。

ですので私も、ジーパンとトレーナーという、いつもの格好で行きました。

愛犬の葬儀と火葬後の納骨はどうするのか

愛犬の納骨については、葬儀、火葬から49日を目処に行うと頂いた紙に書いてありました。

ただ、ペットの場合は特に決まりはなく、当日に納骨して返る方もいれば、家にずっと置いておく方もいるということ。

管理人

ネットで調べたらペットの骨壺を飾れる棚などが沢山売っていたので、家に置かれる方も多いようですね。

私の場合は、実家の方で飼っていた犬が眠っているペット霊園があるので、そちらに納骨しようと考えています。

ペット霊園への納骨時の注意

葬儀・火葬した場所での納骨と、他の場所で火葬した場合の納骨で、料金を分けているペット霊園が多かったです。

葬儀や火葬をした場所での納骨の方が、年間にかかる費用が安くなっていました。

ですので、納骨先が決まっている場合は、その霊園に葬儀、火葬をお願いした方が出費は少なくなると思います。

愛犬の葬儀と火葬を終えて感じたこと

最後に愛犬の葬儀と火葬を終えた、私の感想です。

愛犬の葬儀・火葬の感想

  • 愛犬の葬儀、火葬はすぐ行わない方がいい
  • 仏具は後回しでよい

愛犬の葬儀と火葬はすぐ行わない方がいい

愛犬の葬儀や火葬って、すぐにしなければいけないと思っていたのですが・・・。

2日ほど経ってから、おこなった方がいいなと思いました。

管理人

ペット葬儀社の方も、愛犬の遺体は2~3日は傷まないと言ってましたからね。

というのも、送り出すための準備(葬儀場、火葬場、一緒にもやすオヤツなど)は、結構大変です。

なので、当日や翌日に葬儀や火葬だと、バタバタしている間にお別れの時間になってしまいます。

あと、私は愛犬が亡くなった瞬間は『思い出もあるし、形見とかはそこまでいらないかなぁ』と思っていたのですが・・・。

時間が経つにつれて『髭をとっておこうかな』とか『毛も少し残しておこうかな?』とか『足形もとっておきたいな!!』など、色々と心情の変化が出てきました。

愛犬が亡くなった直後って、飼い主は平常心ではないので・・・。

冷静な判断ができる時間は必要だなと思いました。

管理人

葬儀や火葬を終えてから『あれをしておけばよかった・・・。』と思うのは辛いので、少し長めに時間をとることをおすすめします。

仏具は後回しでよい

仏具系も急いで探したのですが、すぐには必要ありませんでした。

結局、我が家で仏具を購入したのは火葬が終わってから2週間後。

余計な物を探す時間はもったいないので、その時間は愛犬とのお別れの為に使うことをおすすめします。

愛犬の葬儀と火葬|選び方や服装、準備する物の体験談 ~まとめ~

ということで今回は愛犬の葬儀場、火葬場選びで調べたことや、服装、準備した物の体験談でした。

ペットの火葬場のレビューを見ていると、明らかに斉場と勘違いして利用して、低評価をつけている方もいたので・・・。

飼い主さんの悲しみに追い打ちをかけない為にも、斉場と火葬場の違いは頭に入れておいた方がよいと思います。

ペットの葬儀の場合は、服装も飼い主さんの自由なので、その点は安心してください!

あと、葬儀、火葬までの準備期間には余裕を持つことをおすすめしますよ。

本当は小太郎さんの写真満載の記事にしようと思ってたのですが、途中で悲しくなって止めてしまいました!

立ち直ったら写真も追加していきたいと思います。

それではまたっ!

はなげんき(トリマー兼店長)

30代でIT業界から動物業界に転職し、3匹の犬と生活しています。

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