※当サイトには広告が表示されます。

犬との生活

犬のシャンプーができない時のお手入れ方法

2020年8月11日

犬の高齢化はもちろん、ケガや病気など、愛犬と暮らしているとシャンプーができない時もありますよねっ!

管理人
我が家のマックさん(トイプードル)も、現在脱臼で足をテーピングしていまして・・・。

最低でも1ヶ月はシャンプーできない状況になってます!

困るのはシャンプーはできなくても、愛犬は汚れていくということ。

そこで今回は愛犬のシャンプーができない時のお手入れ方法をトリマーの管理人が紹介したいと思いますっ!

ノミやダニがいる場合はこの方法では対応できません。

その場合の対応は『犬のノミを駆除するにはどうしたらいいの?』をご覧ください。

犬のシャンプーができない時のお手入れ

犬のシャンプーができない時のお手入れ方法ですが、汚れのレベルで内容は変わってきます!

お手入れ方法 汚れレベル
ブラッシング

体を拭く
ドライシャンプー
部分洗い

簡単な汚れならブラッシングや、軽く拭くだけでも綺麗になりますよ!

シャンプーできない時のお手入れ方法1|ブラッシング

用意する物

  • スリッカーブラシ
  • コーム(くし)

ポイント

まった汚れはスリッカーブラシで削り落す!

犬は人間と違って、汗をかくのは足の裏などの限られた場所だけです。

皮膚が悪くない限り、皮膚や毛がベタベタすることはありません。

その為、体についた汚れも少し時間がたつとカピカピに固まります!

 

まずは固まった全身の汚れを「スリッカーブラシ」で削り取りましょう。

軽い汚れならブラッシングだけでも綺麗になりますっ!

ダイソーで買ったスリッカーブラシの写真

このタイプのブラシをスリッカーブラシといいます。スリッカーブラシはダイソーなどの100円ショップでも買えますよ!

関連記事

●汚れ取りにも最適!管理人のおすすめスリッカー!

スリッカーブラシのおすすめ!岡野製作所のソフトタイプ

 

スリッカーブラシで汚れを落としたら、コーム(くし)も入れてあげてください!

コームを毛に通すと、毛についた細かい汚れも取れますよ!

 

注意ポイント

固まった汚れにはスリッカーブラシを使う

固まった汚れは、コーム(くし)では取るのが難しいです。
スリッカーブラシで取ってくださいね!

汚れを残したまま毛を濡らさない

犬の汚れは水に濡れるとふやけて広がる物が多いです。

汚れを取る前に水に濡れると余計に汚れますので、ブラシで汚れを取っておくと楽ですよ!

シャンプーできない時のお手入れ方法2|体を拭く

用意する物

  • 犬用のシャンプーシート(ウェットティッシュ)
  • 蒸しタオル
  • ノミ取りコーム
  • アロマオイル(必要なら)

ポイント

簡単な汚れは拭いて落とす!

ブラッシングをした後に「犬用のシャンプーシート(ウエットテイッシュ)」で体を拭けば、簡単な汚れなら十分落ちます

「犬用のシャンプシート」や「ウェットティッシュ」で、全身を拭いてあげましょう!

お顔や口周り、足裏、お尻周りなども綺麗に拭いてあげてくださいね。

 

目ヤニが酷い時は、ノミ取りコームのように目が細い物で目周りの毛をすいてあげると、簡単に取れます。

目ヤニが固まっている場合は、蒸しタオルなどをあてて、柔らかくしてから取ってあげてくださいね!

管理人が目ヤニのお手入れに使うノミ取りコーム

目の細かいコームを使うと目ヤニは簡単にとれます!これも100円ショップで売ってますよ!

 

犬用のシャンプーシートや、ウエットテイッシュがなければ、蒸しタオルでも問題ありません。

蒸しタオルを作る時に、水の中にアロマを入れておくと、拭いた後の愛犬からもいい香りがしますよ!

シャンプーできない時のお手入れ方法3|犬用ドライシャンプーを使う!

用意する物

  • 犬用のドライシャンプー
  • スリッカーブラシ
  • コーム(くし)
  • ドライヤー

ポイント

しつこい汚れは犬用のドライシャンプーで落とす!

拭いたくらいでは落ちない汚れは、犬用のドライシャンプーを使いましょう。

ドライシャンプーは使用後に「水で流す必要がないシャンプー」のことです!

 

ドライシャンプーには「パウダータイプ」と「発泡タイプ」の2種類があり、使い方も違います。

はてな

パウダータイプ

粉状のシャンプー。

粉に毛の汚れを絡ませて落とすので、体に振りかけた後にブラッシングが必要。

体はまったく濡れない。

発泡タイプ

泡状のシャンプー。

泡に汚れを絡ませて落とすタイプ!

汚れに泡をなじませる為に、手やコーム(くし)でマッサージするように使う。

体が濡れるので乾かす必要がある。(自然乾燥も可)

個人的な感覚でいうと「発泡タイプ」の方が汚れ落ちはいいです。

 

汚れ落ちを考えると「発泡タイプ」がおすすめですが、濡れると広がる汚れの場合は「発泡タイプ」を使うと逆効果な場合もあります。

その場合は「パウダータイプ」を使用してスリッカーブラシで汚れを落としてみてくださいね。

 

また「発泡タイプ」を使った場合は体が多少濡れますので、ドライヤーで乾かしてあげることをおすすめします。

自然乾燥でも大丈夫ですが、濡れたままだと毛に汚れが付きやすく、毛もつれにもなりやすいので、乾かした方が綺麗に保てます!

ただし、体調によってはドライヤーの熱が負担になることもありますので、犬の様子を見て判断してあげてください。

シャンプーできない時の最終手段|部分的に洗う!

用意する物

  • シャンプー(必要なら)
  • タオル
  • ドライヤー

ポイント

どうしても汚れが落ちない時は部分的に水で洗う!
部分洗いは2人でやると楽!

どうやっても汚れや臭いが落ちない時の最終手段が、部分的な水洗いです!

部分洗いをする時は、できれば2人以上でやることをおすすめします。

1人が犬を抱っこするなり抑えるなりして、もう1人が洗うのがベストです。

 

もしシャンプー剤を使う場合は、すすぎ残しに注意してくださいね!

シャンプー剤は小さいボトルに小分けにしておくと使いやすいですよ!

管理人
1人で全てやろうとすると、必要のない場所まで水で濡れてしまうんですよね。

トリミングサロンでも、部分洗いをする場合は2人でやりますよ!

しっかりとタオルで水分を拭き取ったら、ドライヤーで素早く乾かしましょう!

シャンプーができない時にお手入れを楽にするコツ

シャンプーができない時にお手入れを楽にするコツを紹介します!

それは

必要のない毛は容赦なく切る!剃る!

ということ。

 

汚れは毛に絡みつきますので、毛が長いほど汚れを取るのが大変です。

お腹やお尻周り、足裏などの汚れやすい毛は剃ることをおすすめします!

 

毛玉や毛もつれもブラッシングで取るよりは、切る方が断然楽ですからね。

 

顔や体の毛も短く切ってしまった方がお手入れは楽です。

オシャレにしていたい気持ちはわかりますが、長いとブラッシングだけでも一苦労ですし、犬への負担も大きいですよ。

 

手間のかかるスタイルは、体調が良くなってから目指せばいいと思いますよ!

犬のシャンプーができない時のお手入れ方法 ~まとめ~

それでは最後に、犬のシャンプーができない時にやることをまとめましょう!

  • ブラッシングで固まった汚れを落とす!
  • 簡単な汚れはシャンプーシート(ウェットティッシュ)か蒸しタオルで拭く!
  • しつこい汚れには犬用ドライシャンプーを使う!
  • どうしても汚れが落ちない時は部分的に水で洗う!
  • 切れる毛は全て切るか剃る!

シャンプーができない時はこれ以上やれることはありません。

ですので、これでどうにもない汚れは残念ながら諦めるしかありませんね。

 

汚れをためないように、こまめにお手入れすることも大事!!

無理にやって犬の体調やケガが悪化しては大変ですので、飼い主さんが様子を見ながらお手入れしてあげてくださいね!

はなげんき(トリマー兼店長)

30代でIT業界から動物業界に転職し、3匹の犬と生活しています。

トリマー&訓練士の生活や、自分の趣味などを公開中!

月間20万PV突破!
いつもありがとうございます!

-犬との生活
-