今回はトリマーの求人情報についての豆知識!
見分け方や注意するポイントをご紹介!
トリマーの求人には、危険な求人や怪しい求人も沢山あります。
そこで、初めて就職する方や転職する方が、そのようなやばい求人に騙されないように、注意ポイントをまとめました。
以外の2パターンにわけて見分け方をご紹介します!
トリマーのヤバイ求人の見分け方
- 少し疑うべき怪しい求人
- 完全に避けるべき危険な求人(違法性あり)
トリマーのやばい求人!怪しいサロンの見分け方
まずはトリマーの怪しい求人の見分け方をご紹介!
以下のポイントに該当すれば、やばいお店の可能性があります。
少し疑ってかかりましょう!
怪しい求人の見分け方
- 週休2日と書いてある
- 休憩時間の記載がない
- 1年中求人が出ている
トリマーの求人で週休2日は怪しい
トリマーの求人で気を付けたいのが休みの書き方。
これは以前『トリマーの休みは週何日?』でも書きましたが、この業界は完全週休2日制が当たり前ではないんです。
未だに隔週2日制のトリミングサロンも多いです。
ですので、求人に『週休2日』しか記載がない場合は怪しいので注意が必要。
実は隔週2日の休みでも『週休2日』と書いてある求人は多いので、面接時に確認しましょう!
隔週2日制と完全週休2日制では、年間の休みに26日くらいの差が出ます。
似たようなお給料ならこの差は大きいですよね。
少しくらい給料が安くても、休みが多い方が時給は高くなる場合もありますよ!
休み1日は8000円以上の価値があります。
休憩時間の記載がないトリマーの求人は怪しい
休憩時間の記載がないトリマーの求人も怪しいので注意!
求人通りに本当に休憩時間が無く、トリマーを働かせっぱなしのやばいトリミングサロンも実際にあります!
普通は以下の様に休憩時間が書いてありますのでよく見てみましょう。
休憩時間の見分け方の例
9:00〜18:00(昼休1時間)
8:30〜19:00(お昼12:00〜16:00)
もし実際に働いてみて休憩がないことに気が付いた場合でも、会社が法律に違反している部分は無効にできます。
勝手に休憩しましょう!
休憩に関する決まり
Q 休憩時間は法律で決まっていますか?
A 労働基準法第34条で、労働時間が
6時間を超え、8時間以下の場合は少なくとも45分
8時間を超える場合は、少なくとも1時間の休憩を与えなければならない、と定めています。
引用:厚生労働省
会社が法律を守らない場合の対応方法
労働基準法違反の契約
見分け方を知っておきましょう!
1年中トリマーの求人が出ているトリミングサロンは怪しい
1年中トリマーの求人が出ている場合も怪しいので注意が必要です。
「求人がよく出る=離職率が高い」ということですからね。
たまたま離職する人が重なることもありますが・・・。
先輩にやばい人がいて、人が辞め続けていることも多いです。
トリマーの掲示板などでお店の評判も確認しましょう!
トリマーのやばい求人!危険なサロンの見分け方
続いてご紹介するトリマーのやばい求人は、怪しいを通り越して危険なお店の見分け方になります。
簡単に言えば法律を無視するお店の話です!
「自分の利益の為ならば、法律は守らなくてもOK!」という考えは、高い塀の中に行かれる方達と同じ思想です。
絶対に関わるのはやめましょう!
危険な求人の見分け方
- 「トリマーの勤務時間=お店の営業時間」の求人
- 正社員よりバイトの時給が高い求人
- トリマーの性別を限定している求人
- トリマーの給与が最低賃金以下の求人
「トリマーの勤務時間=お店の営業時間」の求人は危険
『トリマーの勤務時間=トリミングサロンの営業時間』となっている求人もよく見かけます。
このような求人はとても危険ですので注意してください!
例としては、次のような場合です。
危険な求人の勤務時間の例
トリマーの勤務時間:
10:00~19:00
トリミングサロンの営業時間:
開店10:00~閉店19:00
これ冷静にみて不思議な点がありますよね。
開店前の準備や、閉店後の締め作業はいつするの?
掃除や道具の準備、レジの締め作業など、色々とやることはありますよね。
開店後に掃除や準備をしているトリミングサロンや、営業時間内に1日の締め作業&掃除をしてるお店は問題はありません。
ただし、こういう求人のほとんどは、開店前の準備や閉店後の締め作業はタダ働きを前提としてるので注意が必要です!
タダ働きをさせられたら、日付や時間は記録しておきましょうね!
いざという時に必要になりますよ。
この見分け方は本当に当たります!
絶対に覚えておいてくださいね!
正社員よりバイト・トリマーの時給が高い求人は危険
トリマーの求人でよく見かけるのが社員よりバイトやパートさんの時給が高い求人。
これも危険な求人が多いので、正しく見分けましょう!
この場合の危険性は大きくわけて2つ!
この求人の危険な点
- バイトさんは早退や休ませることが前提
- そもそも社員を重視していない
ということで、順番に説明しますね!
早退や休み前提の求人は危険
高めの時給で求人を出してアルバイトさんやパートさんを集めるのはいいのですが・・・。
お店が暇になると急に早退させたり、いきなり休みにしてくるトリミングサロンもあります。
パートさんに早退してもらったり、休んでもらうこと自体は違法ではありません。
ただし、その場合の時給やお給料を保証しないと違法(労働基準法第26条)になります。
その都度請求するか、無理なら辞める時にまとめて請求してみましょう!
どちらの方法でも記録を残すのはお忘れなく!
当たり前のよう早退させるお店もありますので、見分け方の1つとして覚えておいてください!
正社員を重視していない求人も危険
社員のトリマーよりバイトさんの時給が高い求人は、そもそも社員を重視していません。
社会人の時給を決める要素は次の2つ!
これはトリマーに関わらず、どの業界でも同じでしょう。
社会人の時給を決める要素
- いざという時の責任の大きさ
- 会社に必要な人材かどうか
問題が起きた時に責任をとらなければいけない順で、時給の高さは決まります。
ですので、取締役、部長、課長など役職が上がるほど給料も増えます。
そして次に大事なのは会社に必要な人材かどうか!
会社に必要なら給料は上がりますし、必要なければ給料は低くなります。
とうことで、バイトさんの方が時給の高い求人は、そもそも社員を重視していません。
なんかあれば、バイトさんに対応してもらうし、そちらの方が会社には重要ということです。
ですので、こういう求人に正社員で応募するのは危険だし意味が無いです。
バイトやパート・トリマーとして雇われた方が大事にされます。
トリマーの性別を限定している求人は危険
トリマーの性別を限定している求人も危険です。
というか、そもそも法律違反です。
Q.求人広告に「女性限定」と記載するのは問題ありませんか?
今回の採用では、職種の特性から女性に限定して募集を行いたいのですが、求人広告に「女性限定」と記載するのは問題ないでしょうか?
A.
男女雇用機会均等法では「事業主は、労働者の募集及び採用について、その性別にかかわりなく均等な機会を与えなければならない」と定めており、男性限定はもちろんのこと、女性限定の募集・採用も同様に禁じられています。ただし業務を行う上で片方の性別でなければならない理由があるものについては、適用外職種として認められており、違反にはなりません。
たまにありますよね募集要項に『女性トリマー限定』と書いてある求人。
自分が女性だから問題ないと思う人もいるかもしれませんが・・・。
このような規則を守らない経営者は、他の規則も守りませんよ!
危険なのでこのような求人を出しているトリミングサロンは避けましょう!
トリマーの給与が最低賃金以下の求人は危険
こちらも問題外なのですが、トリマーの時給やお給料が最低賃金以下で求人を出しているトリミングサロンもあります。
言うまでもなく危険な求人です。
関わるのはやめましょう!
トリマーのやばい求人の見分け方|怪しくて危険な求人の特徴 ~まとめ~
トリマーの求人には怪しくて危険な物も沢山あるので本当に注意してくださいね!
何がやばいのかを見分けられないと、人生の大切な時間を無駄にします!
ということで、最後にまとめると怪しい求人の見分け方がこちら!
怪しい求人の見分け方
- 週休2日と記載してある
- 休憩時間の記載がない
- 1年中求人が出ている
そして危険な求人の見分け方がこちら!
危険な求人の見分け方
- 「トリマーの勤務時間=お店の営業時間」の求人
- 正社員よりバイト・トリマーの時給が高い求人
- トリマーの性別を限定している求人
- トリマーの給与が最低賃金以下の求人
危険なサロンは面接にいくのも面倒なレベルですので、正しく見分けることが大事です。
他にも『こんなやばい求人があった!』という体験談があればコメントをください!
皆様の力でやばいトリミングサロンは無くしていきましょう!