3Dペイント初心者の管理人が substance painterに挑戦中!
『作りながら覚えるsubstance painterの教科書』という本を購入して勉強したので、本の感想とレビューです。
正直に言うと、好き嫌いがわかれる本だと思います。
私としては・・・勉強にはなるけど疲れる内容の本でしたっ!
このキャラがゲームになりました!
substance painterの教科書レビュー|総合評価
作りながら覚えるsubstance painterの教科書 |
一言でいうなら、3DCG、3Dペイント初心者には難しい本です。
操作方法や、substance painterに対する、最低限の知識は得ることができます。
ただし、完全な初心者がこの本を買っても、作りながら覚えることは難しい内容。
私は最後までなんとかやり切りましたが、本の解説だけでは何をしていいのかまったく理解できず。
ダウンロードできるサンプルデータと見比べて、なんとかやり切った感じでした。
本の構成として入門編、応用編、作例編とわかれていますが、丁寧に書かれているのは入門編まで。
応用編以降は意図的に説明が省かれている感じを受けました。
というのも、応用編以降の内容の一部は動画チュートリアルとして、有料で別に販売されています。
なので『丁寧な解説を知りたければ動画を買ってね!』というスタンスです。
ちなみに動画のチュートリアルは、サイの作り方が2,400円、ライフルが5,300円と結構なお値段です。
動画販売サイトURL 実践的Substance Painter入門
本の値段が2,800円(税抜き)ということを考えると、動画販売促進の為の本なのかなという印象です。
substance painterの教科書の良いところ
『作りながら覚えるsubstance painterの教科書』の良いところは次の通り。
良いところ
- substance painterの基本の操作が学べる
- 練習に使う3Dモデルをダウンロード可能
- 3DCG系の本としては値段が安い
substance painterを使用する上で必要な、最低限の操作方法は学ぶことができます。
また、ペイントに使う3Dモデルもダウンロード可能で、3DCG系の本としてはお値段が安めなので『とりあえず塗ってみたい!』という方には、おすすめできます。
substance painterの教科書の悪いところ
『作りながら覚えるsubstance painterの教科書』の悪いところは次の通り。
悪いところ
- 3DCG、お絵かきツールの初心者には難易度が高め
- 読むだけで理解できるタイプの本ではない
- 表現にブレがあり意味が理解しにくい
substance painter の教科書では、レイヤーを重ねることにより色の深みを表現する方法が書かれています。
ただ、私のようなペイントツールの初心者だと、レイヤーの重ね方(乗算や減算など)すら意味不明なのですが・・・それらについての解説は一切されていません。
また、substance painter自体が、UV展開された3Dモデルを扱うタイプのソフトなので、3DCGやペイントツール初心者にはかなり難易度が高い内容となっています。
そして詳しい解説は有料動画でする前提なので、読むだけで理解するのは、ほぼ不可能です。
本、サンプルデータを見比べながら、四苦八苦しなが進める感じの本です。
なので、本の通りにやればできると思って購入すると、かなりガッカリすると思いますよ!
あと、チャプターごとに複数の3DCGクリエイターさんが執筆されているのですが・・・。
校正が入っていないのか、文字表現にかなりブレがあります。
日本語としても『ん?』となる箇所も多いので、気になる方にはストレスだと思います。
作りながら覚えるsubstance painterの教科書レビュー ~まとめ~
ということで今回は『作りながら覚えるsubstance painterの教科書』の感想とレビューでしたっ!
Amazonとかのレビューでは評価が高かったのですが、動画販売前提の点が個人的には微妙でした。
値段が安いのを考慮すると、仕方がない気もしますけどね!
本の通りにやればできるのが理想な方には、おすすめしません。
一人でコツコツやるのが好きな方には、ピッタリな本だと思います!!
では今回はこの辺で!アディオス!!