ボクシングの世界王者・井岡一翔選手がタトゥーを隠さずにリングに上がったことで、JBCが処分を検討しているということ。
外国人選手はOKで、日本のライセンス所有者がダメという理由がよくわかりませんが、ルールと言われたら仕方がないですね。
日本ボクシングコミッション(JBC)ルール第86条には〈入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者〉は〈試合に出場することができない〉と定められている。
外国人選手や海外での試合は適用外だが、日本のライセンスを持った選手が国内のリングに上がる際は本項が適用される。
そうなると気になるのが他の格闘技やスポーツでの日本人選手の入れ墨(タトゥー)の扱い。
ボクシングと同じく、禁止になるのでしょか?
格闘技ってタトゥーしている選手が多いイメージなのですが・・・。
ということで、今回は日本人選手のタトゥー問題にフォーカスを当ててみました!
相撲での入れ墨(タトゥー)は禁止
言わずと知れた日本の国技!相撲!
格闘技とは違いますが、力士のタトゥーは規約上はどうなるのでしょうか!
結果を申しますと!
力士の入れ墨(タトゥー)は禁止
です。
相撲協会は8日の理事会で伸びた爪、入れ墨、過度な験担ぎによるひげなどを禁止する条文を追加。
明文化して、改めて清潔な身だしなみの徹底を図る。力士会ではサポーターを肌色に統一することも求めたという。
2019年2月のニュースで取り上げられていますので、タトゥーが禁止事項と明記されたのはつい最近です。
ちょっと意外でした。
もっと昔から決められていたルールかと思っていました。
K-1での入れ墨(タトゥー)は禁止
続いては K-1における入れ墨(タトゥー)の扱い。
これも結論からいうと禁止というこです。
ルールを明記している文章は見つけられませんでしたが、芦澤竜誠選手が『なんでK-1では入れ墨がダメなのか?』と発言している動画がありました。
(動画の40分くらいからタトゥーについて触れています。)
動画でお話されていることをまとめると
地上波で放送する場合に適さないのでダメ!
ということですね。
やはりボクシングと同じ様に、タトゥーは隠さなくてはいけないようです。
RAIZINでの入れ墨(タトゥー)はOK!ただし地上波はNG!
続いてはRAIZINでの入れ墨(タトゥー)扱いです。
これは試合としては OK となります!
RIZIN2.6 でも、萩原京平さんや、平本蓮さんは入れ墨を隠さずに試合をしてましたので。
ただし、地上波で放送する場合は、やはりタトゥーは NG となるようで、この試合は放送されませんでした。
空手での入れ墨(タトゥー)!大会では禁止
空手での入れ墨(タトゥー)の扱いですが、
- 通常時はOK
- 試合ではNG
となるようです。
入れ墨がある選手は試合中に露出しないよう白Tシャツを着用して下さい。前腕部に入れ墨がある場合は長袖可です。
この場合(入れ墨)は試合場スタッフに着用を申し出て許可を得て下さい。
大会の趣旨にふさわしくない身なり(主催者判断)の選手は出場をお断り致しますのでご注意下さい。
引用:新極真会
流派毎に大会規定があるようですので、もしかしたら試合中もOKとなる流派があるかもしれません。
ただし、調べた限りではどの流派も、試合中は隠すように大会の規約に書かれていました。
日本人の刺青(タトゥー)|格闘技別のまとめ
今回調べた結果ですと、ボクシングに限らず、他の格闘技でもまだまだタトゥーは NG となるようですね。
地上波での放送を考えると確実に禁止です。
なんか古臭い決まりごとに思えますが・・・。
実際にタトゥーをしている人を見ると、怖いというのもわからなくはないので・・・。
なんとも言いにくい問題です。
何かよい解決策が生まれるといいですね。