井上尚弥の主要4団体統一とは！統一王者や統一戦への課題！

井上尚弥選手の目標とされている主要4団体統一とはどんなことなのでしょうか。

また、何をもって統一王者と呼ばれるのでしょうか！

今回はそんな井上尚弥選手の目指す『主要4団体統一』や『統一王者』について紹介します！

井上尚弥が主要4団体を統一し統一王者になる為に必要なこと！

井上尚弥選手が主要4団体統一を果たし統一王者になる為に必要なこと。

それには数あるボクシングの団体の中でも主要な団体である、次の4団体でチャンピオン（王者）になる必要があります。

もちろん各団体に現王者が存在しますので、その王者とチャンピオンベルトをかけて戦う必要があります。

この他の団体の王者とベルトをかけて戦う試合が『統一戦』です。

そしてこのボクシングの主要4団体の王者にすべて勝利した選手が4団体統一王者となり、『主要4団体統一』を果たしたということになります。

井上尚弥選手は既にWBA、IBFバンタム級の2団体統一王者となっています。

ですので、4団体統一王者になるには WBCとWBOの、残り２つの王者と対戦して勝利する必要があります！

しかも統一王者と呼ばれる為には、主要4団体のチャンピオンタイトルを同時に保持している必要があります。

ですので、一戦たりとも負けが許されません。

井上尚弥の主要4団体統一王者への道！まずは3団体統一戦の王者に！

井上尚弥選手が目標とする4団体統一王者ですが、その為にはまずは3団体統一戦を行い王者になる必要があります。

現時点で井上尚弥選手が保有していないWBOとWBCの王者は次の選手です。

• WBO王者 ジョンリル・カシメロ
• WBC王者のノルディーヌ・ウバーリ

どちらと先に3団体統一戦を行うのかは決定していませんが、避けては通れない戦いになりますね！

なお、井上尚弥選手と次戦の試合が予想される対戦相手はこちらの記事にまとめてあります。

井上尚弥の主要4団体統一の可能性と問題とは

井上尚弥選手が主要4団体の統一王者になるには、統一戦での勝利の他に次の様な問題があります。

これらの問題をクリアできれば、20戦 20勝 (17KO) 無敗という戦績を持つ井上尚弥選手です！

主要4団体の統一王者への期待がもてます！

主要4団体が統一戦の許可を出すか

井上尚弥選手が主要4団体での統一戦を希望しても、各団体が統一戦を行う許可を出さなければ試合ができません。

そして、過去の歴史で4団体統一王者の数が少ないのは、各団体が王者同士の対決を許可しなかったことが理由の１つとしてあります。

WBOに関しては世界の状況から中止とはなりましたが、カシメロとの3団体統一戦を一度許可していますので、次も許可される可能性が高いでしょう。

ですので、WBCが統一戦の許可を出してくれれば、井上尚弥選手が4団体統一王者になる可能性も高まりますね。

主要4団体での各試合を上手くこなせるか

井上尚弥選手が4団体統一王者となる為の次の問題は試合数の増加です。

主要４団体で王者になると、各団体からランキング上位選手との指名試合を義務付けられます。

ですので、保持するタイトルが多くなるほど義務試合の数が増えます。

管理人

主要４団体からすれば、目玉であるチャンピオンが自分の団体で試合をしてくれないのでは困ってしまいますからね。

そしてこの試合もただこなせばよい訳ではなく、統一王者を目指す為には勝つこと（タイトル防衛）が必須ですね。

ですので、主要4団体統一王者になる為には、いかに少ない試合数で統一戦に挑めるかという点も重要になってきますね！

井上尚弥が目指す主要4団体統一！歴代の4団体統一王者は！

井上尚弥選手が目指す主要4団体の統一王者ですが、過去に主要4団体統一を果たし統一王者に輝いたのは以下の５選手のみです。

井上尚弥選手はバンタム級ですので、4団体統一王者となった場合は日本初どころか世界初の快挙ですね！

井上尚弥が目指す主要4団体統一＆統一王者までの道　～まとめ～

『主要4団体統一』を目標としている井上尚弥選手。

主要3団体の統一戦に挑めること自体が日本人初の快挙です。

このまま、3団体統一王者、4団体統一王者と日本人＆バンタム級としては初の快挙を成し遂げて欲しいですね！